Rtt5の革命前夜

大学生4人が自分の目標や夢に向かって一歩一歩、歩んでいくでいく様子を書いた日記

「優しさ」とはなんぞや

やあどうも、Rtt5のあがちゃんだ!

 

今回読んだ本はこちら。

f:id:Rtt5:20201224014810j:plain

 

てつや『天才の根源』

 

東海オンエアが好きすぎてメンバーのエッセイにまで手を出してしまいました。

東海オンエアのメンバーはみんなとても個性的で興味を持っていましたが、特にてつやの考え方には共感するところがありました。動画の中の発言でわかる!と思うことが何度かあったのです。ですので、発売が発表されたときからこのエッセイは買わなきゃならぬと思ってすぐに予約をして、届いた日にはオンライン授業を1つすっぽかしてぶっ通しで最後まで読んでしまいました。

 

この本には、てつやがどんな考えを持っているのか、なぜその考えに至ったのかが書いてあります。意外と真面目な話が多くてびっくりしました。もちろん、バカみたいな話もたくさん載っていますが。いっぱい笑いました。文体はいつも動画でしゃべっているてつやの口調そのものなのでとても読みやすいです。

 

ここで、この本の一節を少し引用してみようと思います。

 世の中に存在する「優しさ」には2種類あると思う。

 一つは面倒見のいいタイプ。もう一つは、口を挟まないタイプ。与えるか、奪わないかのどっちかだ。

 ときに、「てつやは優しい」と言われる。僕は後者の「放任主義者」だと思う。

 施しは与えられないが、何をされても気にならない。「てつやって怒らないよね」ともよく言われる。たしかに、日常で怒ることがない。

 本編ド頭の文ですが、この分け方でいうと僕も間違いなく「口を挟まないタイプ」に分類されると思います。これまで生きてきて、人に本気で怒った記憶がありません。イラッとすることはもちろんありますが、それを表に出す前に、ここで自分が声を荒げたら場の空気が悪くなってしまうなという思いが先に来て、たまっていた怒りゲージがヒュンと下がってしまいます。まあ、まずビビって強い言葉を言えないというところもあるでしょうけど。

 

それから、いつかのサブチャンで「てつやの優しさは『どうでもいい』から来てるよね」「言い返しても良い結果にならないことが分かったから、それならどうでもいいと思ってた方が楽だ」的なやりとりがあったような気がします。どの動画だかは忘れました。

僕はこの言葉に非非常常に共感しました。過去の経験から、強く返さない方が丸く収まるし、傷つかないで済むということが分かってしまったんですね。だから、「どうでもいい」という思いがどっかにあるんだと思います。

 

なんかまじめな感想文になってしまいました。本を読む前はもうちょっとおちゃらけたやつにしようと思ってたのに。意外と真面目な話が多くて共感ポイントもたくさんあったのでついこんな文章になってしまいました。

 

ところで、今年に入ってから僕は自伝やエッセイを読むのが好きだと言うことに気づきました。その人の考え方のルーツはどこにあるのかを知るのがとても面白いです。

僕のお友達の皆様もぜひ自伝を書いて下さい。いい値段で買います。